最新情報
【Youth interview】 波多野 淳 〜2期参加者/新卒地域おこし協力隊として、地域に挑戦した若者のリアル〜
【インタビュアー紹介】
波多野 淳
2023年に島根大学生物資源科学部農林生産学科を卒業。
その後新卒で静岡県南伊豆町地域おこし協力隊に着任し、関係人口・交流人口の創出や拡大を目指して活動している。
地域創生Youth2期に参加しており、大学時代にはオンラインの地域活性化コミュニティの団体の活動に参加。
ー Youthをどこで知りましたか?
Twitter(X)で知りました。
元々NIPPONIA HOTELのことを知っていて、「こんな地域の盛り上げ方もあるのか」ととても興味を持っていて、バリューマネジメントの事業にも注目していました。そんな地方創生に前向きな会社がインターンを募集していると知って、「挑戦してみたい」と思いエントリーしました。
ー Youthにエントリーする時、ESの提出で悩んだことがあったとか。
エントリーシートに、制作物を提出する欄があると思うのですが、2期エントリー時にはあの部分が必須事項だったんです。
クリエイティブの分野に関してはほとんど経験がなく、何を提出していいのか本当に悩みました。結局、かなり完成度の低い自作のYouTube動画を添付して送ったのですが、今見てもなかなか酷い出来だったなと思います(笑)。
それでも選考を通過することができたので、クリエイティブの分野にあまり詳しくなくても、地域創生に対する想いが強ければ大丈夫だと思います。
ー Youthでの三ヶ月間はどうでしたか?
バリューの特徴の一つに、ウエディング事業を掛け合わせた地方創生への取り組みがあると思います。ウエディング業界については全くの素人だったのですが、新しい分野について学び、それを活かして地域創生にどう繋げるのか、を考えるのがとても楽しかったです。
ただ、苦労したこともたくさんありました。
オンラインが中心の活動だったので、チーム内での意見のすり合わせなどは特に大変で、思うようにコミュニケーションが取れずに歯痒い思いをすることが多々ありました。
ー そのあたりはオンラインの活動の難しいところですよね。
そう思います。
ですが、やっぱり僕は「メンバーや社員さんに会ってコミュニケーションを取りたい」「現地の温度感を肌で感じたい」という想いが強くて、島根から夜行バスで大阪や神戸に出社することもありました(笑)。
そこまでしてでも「頑張りたい」と思えるのが、Youthの魅力なんじゃないかなと思います。
ー その後新卒で地域おこし協力隊に!
学生生活を通じて、「やっぱり自分は地域活性化に関わりたい」と思い、地元の静岡県でちょうど地域おこし協力隊を募集していた南伊豆町に移住しました。
「新卒で地域おこし協力隊になるのは厳しいよ」と、批判的な意見を受けることも多々ありましたが、それでもやっぱり自分は地域を盛り上げる仕事がしたいと思い、思い切って飛び込みました。
ー 地域おこし協力隊での活動はどうですか?
楽しいこともあり、辛いこともあり、日々学びの連続です。
その場所に住んでみないと得られない繋がりや、観光客とは違った地域との接点などがとても心地よく、やりがいでした。
ただ、この場所で生活をしていると、同世代と会う機会がほとんどありません。いわゆる”同期”がいないというのは、こんなにも辛いことなのかと、身をもって痛感しました。
ー そうした「コミュニティの選択肢の少なさ」が地方移住の一つの壁なのかもしれないですね。
まさにそう思います。
都会に行けば、たくさんの人がいて、いろいろな種類のコミュニティを形成している。その中から自分に合うものを選べばいいので、孤独を感じることが少ないのかなと思います。ですが、地方にはそもそもコミュニティの選択肢が少なく、孤独を感じやすいのかなあと。
「興味あるけど、移住するってなんだか寂しそう」と、移住や長期滞在に踏み出せない若者はたくさんいると思います。そうした地域の課題を、関係人口などの創出という面からアプローチできるといいなと思っています。
ー 「新卒地域おこし協力隊」ならではの悩みはありませんでしたか?
周囲から言われていた、「社会人経験の有無」みたいな部分について考えさせられることが多かったです。
地域で活動する上で、ゼロイチで何かを生み出したり、プロジェクトを自分起点で促進して行ったりする能力が必要不可欠だと思います。
新卒で社会人経験のなかった僕には、まだまだそうした力強さに欠けるなあと感じることも多かったです。
でも、それでも一つずつ学びながら、着実に成長できていると感じていますし、新卒で飛び込んだもの、決して間違いではなかったなと思います。
ー 最後に、未来のYouth生に伝えたいことはありますか?
「クリエイティブ」や「地域創生」など、どこかしらのワードに惹かれてYouthに興味を持った人が多いと思います。
人は一長一短で、僕のように、「地域にめっちゃ興味あるけど、クリエイティブ全然ダメ」みたいに、全てが得意な人なんていないと思います。
無いものを気にするよりも、自分の「気になる」に自信を持って、思い切って飛び込んでみてほしいなと思います。
【地域創生Youth6期実施決定!】
2/15〜 プロジェクト説明会/エントリー募集開始です。
「クリエイティブで地域を変えろ。」をテーマに、マーケティングとクリエイティブを活用した地域創生に挑戦します。
【活動期間】
2024/4/1〜2024/6/30の三ヶ月間(予定)
【開催】
オンライン
詳細は、下記リンクからチェック!
【地域創生Youth 募集LP】
【地域創生Youth 公式X】
【バリューマネジメント公式HP】
【VMG HOTELS&UNIQUE VENUES】